パンが主食

学んだことのアウトプット+ポエム

『UNIXという考え方』を読んだ

日本語版刊行に寄せて

日米における怪獣映画

アメリカであれば颯爽と現れたヒーローが倒す、日本であれば無数の兵士が失敗を繰り返して持久戦に持ち込んだ末に倒す。UNIXの開発者たちは後者の戦法をとるらしい。

日本語版監訳者もまたEmacs信者

最近もEmacs信者が携わった本を読んだ・・・。

wonda-tea-coffee.hatenablog.com

第1章 UNIXの考え方:たくさんの登場人物たち

B言語

B言語という言語があるということを初めて知った。また、D言語は聞いたことがあり、もしやと思いぐぐったところ、C言語をベースとして拡張された言語らしい。次はE言語か・・・。

第2章 人類にとっての小さな一歩

一つのことをうまくやる

UNIXの考え方のひとつ。オブジェクト指向にも通ずる気がする。精神論的にも個人的にはとても好きなので印象に残った。

第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作

できるだけ早く試作を作成する

とてもタイムリーに感じた。早く失敗することでそれだけ早く軌道修正もできる。日々心がけて期限ギリギリになって根本的に間違ってましたーという悲劇を無くしたい。

第4章 移植性の優先順位

Cよりシェルを書け、というお話

第5章 これこそ梃子の効果!

シェルはいいぞ、というお話

第6章 対話的プログラムの危険性

過度の対話的インターフェースを避ける

ユーザインタフェースを親切にしようとするばかりに、本来コアとなるロジックでない部分が多くなる(yes、Y、y)。とはいえユーザを相手にするサービスであれば、親切な方が良いよな〜と感じる。それ単体でどこにでも移植できるような部品を作る際は、この原則を守った方が良さそう。

第7章 さらなる10のUNIXの考え方

沈黙は金

ユーザフレンドリーなメッセージを返さないからこそパイプラインが成り立っている。確かに。

第8章 一つのことをうまくやろう

車輪の再発明について

本書では誰かが既にやっていることをやり直すのは無駄、とあるが果たしてそうだろうか。どういう仕組みで成り立っているかを理解するという意味では決して無駄ではないと思う。

第9章 UNIXとその他のオペレーティングシステムの考え方

  • Atariホームコンピュータ:人間との意思疎通
  • UNIX:他のプログラムとの通信や対話
  • MS-DOS:単純、ユーザは乗客
  • OpenVMS:大きいものが良いなら、もっと大きいものはもっと良い

総括

感想が少なかった。そもそも今特に必要としている本でも無かったからか。読み物としてはあっさり読めてそこそこ楽しかった。これは自費にしよう・・・。